筋肉痛のメカニズムを理解し筋肉を自己コントロールしよう
今まで運動していなかったり、急激に激しい運動、キャパを超えたウエイトトレーニングをしたときに発生するにが筋肉痛です。
しかし、そのメカニズムや仕組みを理解せずに続けていると筋肉繊維を痛めつけてしまったり最悪の場合、靭帯を損傷してしまう恐れもあるのです。
筋肉痛の際には筋トレをしてはいけない理由をこちらでお話しています。
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今回の記事では筋肉痛のメカニズムを知り筋肉をコントロールすることを目的としてお話しています。
大切なことは自分の体の異変に気付き正しく対処することです。
その為に必要なケアだったり体の状態を管理することは大切なことなのです。
しかし結論からお話すると、筋肉痛のメカニズムはいまだに不明です。
それゆえいくつか提唱されている内容の話はこれといって確実なエビデンスがないのが事実です。
それを踏まえこの記事ではお話を進めていきます。
筋肉痛メカニズム
筋肉痛とは主に遅発生筋肉痛のことを意味しています。
ひと昔前であれば乳酸が溜まることによって『脳の感覚中枢が痛みと認識している為に筋肉痛の症状になる』と言われてきました。
実はこれも最近では違ういうことがわかってきました。
現状のロジックでは筋トレによって傷がついた筋繊維の修復をする際に何かしらのメカニズムで痛みが発生するといった感じのようです。
そもそも筋肉自体に、痛みを伴う痛感神経が存在してないので痛みとして感じるということはあり得ないのです。
つまり、筋肉の周りにある神経が筋肉痛による炎症で痛みとして認識しているといった感じが想像しやすいかなと思います。
筋肉痛になる理由
大事なのはそもそもなぜ筋肉痛になるのかということ、そこでの悩みは『トレーニング効果が低い?』『もっとウエイトをあげる必要がある?』『回数を増やす?』といった悩みが多いのではないでしょうか?
今までの研究により最も信憑性の高いロジックとして成り立つものは、同じ強度のトレーニングをして起こる不確定な筋肉痛には筋疲労の相関がないとされています。
置き換えれば、筋肉痛の痛みによる影響で筋発達には影響はないということです。
また、年齢の増加に伴って数日かかるといったことを聞かれることがありますがそれらの科学的根拠は一切ありません。
つまり普段使っていない体の反応の鈍さが原因ということが掲げることができ、単なる運動不足なだけかと思います。笑
筋肉痛のケア
ここからは筋肉痛のケアについてお話してゆきます。
個人差もありますが、筋肉痛はおおよそ12〜24時間ほどで発生します。
また筋肉痛の際には炎症を起こしている部分のトレーニングは避けてください。
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例えるなら、骨折した部分をもう一度ぶつけてしまうようなものです。
しっかり完治するまで休息を取るようにしてください。
休息の目安として2日〜3日くらい開けるようにしましょう。
つまり下半身の厳しいトレーニングをした後は2日〜3日ほど開ける為に、翌日は上半身の筋トレをするといった感じのイメージです。
またその際には痛みや張りが完治するまで休ませるといったことが大切です。
まとめ
筋肉痛を早く治すことは筋肉痛になるメカニズムを知るということが大切です。
数学を解くには公式を覚えるといった感じのように、体にも必要な要素があります。
しっかりとした知識の上でトレーニングを行うことで、結果に大きな違いが生まれることも少なくありません。
筋肉痛が浅いときでもウォーキングや汗をかく程度にしておきましょう。